ちょうど50年前の1972年10月28日、日本に初めて2頭のパンダがやってきた。日中友好の証として贈られたカンカンとランランは大ブームを巻き起こし、やがて日本中がパンダフィーバーに染まっていく。しかしその数年前まで、日本でパンダの知名度はそこまで高くなく、新聞でも「ジャイアントパンダ(シロクロのまだらグマ)」と注記が入っていたという。そんなパンダの知名度を大きく高めたのは、実は昭和天皇だった。なぜ天皇が「パンダブーム」の“火付け役”となったのか、新刊『中国パンダ外交史』から抜粋して紹介しよう。
Source: 現代ビジネス
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