物陰に隠れた獲物の動きを「音」から予測する、あるいは飼い主やいっしょに過ごしている仲間の「声」を聞いて「顔」を思い浮かべる――といった認知能力を、さまざまな動物で比較する「比較認知科学」という研究分野がある。私たちにとって身近なネコは、霊長類やイヌと比べてどんなことまで思考ができるのか。実はこのことはあまり研究されてこなかった。そんなネコの認知能力について精力的に研究を進め、論文を発表するとBBCやワシントンポストなど海外の大手メディアからも取材のオファーが来るほど反響を呼んでいる“ネコ心理学者”の高木佐保・麻布大学特別研究員の『ネコはここまで考えている 動物心理学から読み解く心の進化』(慶應義塾大学出版)が刊行された。ネコはどんなことまで考えることができるのか? 高木氏に訊いた。
Source: 現代ビジネス
世界が注目する「ネコ心理学者」が明かす…ネコはどこまで考えているのか?
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