PR=いきなりプレスリリース配信ではない。(PR解体新書:2-1)
それでは、この章からどのようにPRの戦略を立てていくか、順を追って説明していきます一番初めに伝えたいことが、「いきなりプレスリリース配信をしない」ということです。PRTIMES等のサービスが広がったことで、プレスリリースを配信する、ということは以前に比べてかなり一般的なものとなってきました。その結果、PRの仕事とはプレスリリース配信サービスを使ってリリースを配信すること、という認識を持っている方も多くなってきているように感じます。もちろんそれが効果に繋がることも多々あるので、間違っているというつもりはありません。でも、とにかくプレスリリースを配信ということではなく、もっとゼロベースで最適なコミュニケーションを考えていきませんか?というのが、本書で提案したいことです。その方が、求める効果が出やすいし、PRスキルも磨くことができます。そして何より、PRという仕事がきっと、楽しくなります。なぜこのことを伝えたいかというと、先の章でもお伝えした通り、PRとは「良い関係づくりのための個別解を探す」ことがミッションの仕事だからです。どうやったらより良い関係性を築けるか、そのことを一生懸命考えることがPRパーソンの腕の見せ所です。「その手があったか」と周りを驚かせるような打ち手を実行できるPRパーソンは、僕もとても素敵だなあと思います。そのような前提に立った時、「いきなりプレスリリース配信」だと
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