最近、大企業でも品質に関する問題が多く聞かれるようになりました。 その理由を考えてみると、終身雇用に問題があるのではないかと思えてくるのです。 1つの会社でしか働いたことがない、これがプロ意識の形成を邪魔しているのではないでしょうか。 一度会社を辞めた人が他社を歩いてまた戻ってくるのも良いと思いましたが、日本ではあまり聞かないですね。 仕事ぶりが、やらされ仕事になっていて、仕事の中身が浅くなっていないか気になります。 昭和から平成にかけての時代、愚直に、一つの仕事に打ち込んでいた技術者達が会社を去りました。 上司と喧嘩をしてでも思った通りに仕事を進め、時には失敗し反省する。 上司もそれも育成過程のプロセスと理解していた。 そんな昭和20年前後生まれの先輩方が職場を去ってから日本の、特にメーカーの技術者魂の炎が小さくなったような気がします。 その意味では技術の伝承がしっかりできていないことも要因と思います。 ここで、基本に戻って品質管理と品質保証の仕事について整理したいと思います。以下は、私の工場生活から得た考え方です。参考になればと記しました。 続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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