「名刺用凸面点字器ten・ten」が2022年度グッドデザイン賞を受賞。国内電通グループが開発
国内電通グループが推進する、企業活動のアップサイクルプログラム「で、おわらせないPROJECT」で開発された「名刺用凸面点字器ten・ten」が、2022年度グッドデザイン賞を受賞した。
「名刺用凸面点字器ten・ten」は、入れ替え期限を迎えた防災用ヘルメットやクリアファイルなどを再資源化し、名刺に簡単に点字を書くことができるツールに再利用したもの。この点字器を使い、国内電通グループ向けに点字名刺作成講習会も実施している。
有効なビジネスコミュニケーションツールとして活用されている名刺に点字が施され、それが浸透していくことで、社会全体のダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)の意識の啓発・推進にもつながることを目指している。
「で、おわらせないPROJECT」の第一弾、「名刺用凸面点字器 ten・ten」。講習会では点字方法の実習だけでなく、点字の成り立ちや課題なども話される。
「で、おわらせないPROJECT」は、企業が自社で取り組める活動として、オフィスなどで使用しなくなったプラスチック製品を再資源化し、創造的再利用を目指す社会課題対応型のアップサイクルプログラム。「名刺用凸面点字器ten・ten」はその第一弾である。今後は、「名刺用凸面点字器ten・ten」を電通グループだけでなく、顧客企業・団体などへ
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