スパイもののフィクションは近年でも人気が高い。では現実の戦後日本の情報機関、情報活動はいかなるもので、どんな課題があるのか。2000年代にあったインテリジェンス本ブームのころからイメージが更新されていない人もいるだろうが、その後、そしてその前の時代には日本のインテリジェンスはいかなるものだったのか。ほとんど類書がなく、公開情報がきわめて限られているなか膨大な二次文献や実務家インタビューを元に『日本インテリジェンス史 旧日本軍から公安、内調、NSCまで』(中公新書)を著した小谷賢・日本大学危機管理学部教授に訊いた。
Source: 現代ビジネス
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