この数ヶ月ほどの年金騒動からわかったことの一つは、長期にわたる個人情報を管理するには、氏名、生年月日、性別、住所の4情報では不十分だということである。ある時点に限れば、この4情報によって、ほぼ100%個人を特定できる。しかし、年金のように長期間に渡って個人を識別し、その支払い記録を照合することは難しい。 3年ほど前、このコラムに、国民総背番号制が必要なのではないかという意見を書いたのだが、その時に「ほとんどの人のデータは名前と誕生日、あるいは住所で名寄せできる」と書いたのは正しくなかったようだ。長期にわたる個人情報を管理するには、やはり、基礎年金番号のような個人を識別する番号やコードが必要である。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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