北朝鮮では金正恩総書記がコロナへの「勝利宣言」を出して、勝ち誇る姿をアピールして見せている。しかし、そのウラでいま庶民が生活苦に追いやられ、格差が広がっている。その象徴が「携帯電話」で、これまで600万人くらいに普及していた携帯電話台数がここへきて激減。400万人ほどにまで一気に落ち込んでいることが明らかになってきた。コロナショックで苦境に追い込まれた北朝鮮の住民たちは、いま無駄な出費を減らすために、携帯電話の使用を自粛している。それにしても、北朝鮮の人々は、いったいどのように携帯電話を使っているのか。そもそも階層別、機種別、価格別、携帯電話普及状況は、いったいどんなものだろうか。そんな知られざる北朝鮮の“携帯電話事情”をレポートしよう。
Source: 現代ビジネス
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