『BtoB-EC市場の現状と将来展望 2022』(インプレス総合研究所)より、カート・受発注システムについての情報をお届けします(連載第7回)
BtoB-ECサイトにより注文を受けるためには、当然のことながらシステムを構築しBtoB-ECサイトを開設しなければならない。自社の情報システム部門等で開発できればよいがそうでない場合はカート・受発注システム事業者のサービスを利用したり、開発を依頼したりする必要がある。
ここでは、主要なカート・受発注システム事業者の歴史と、各サービスの特徴についてまとめる。
第1回 Bカート
第2回 ebisumart
第3回 アラジンEC
第4回 EC-CUBE 第5回 ecbeing BtoB / ecWorks
第6回 SI Web Shopping
第7回 まとめ(今回)
主要なカート・受発注システム事業者たちのこれまでの歩み
楽天市場の開始は1997年であるが、インターネットや消費者向けのECの普及に合わせ、BtoB-ECサイトもその前後から見られるようになっており、この頃からBtoB-ECサイト用のサービスや構築パッケージは開発・提供されてきた。
1995年に創業したシステムインテグレータは1996年にはECサイト構築パッケージソフトウエア「SI Web Shopping」をリリースし
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