スマホやLINEを初めとしたコミュニケーションアプリが普及した2010年代。決済アプリ、フリマアプリも盛り上がったが宅配クライシスも発生した(連載第11回)
2010年代の変化と言えば筆頭にあげられるのはスマートフォンの普及だ。便利なアプリが次々と登場するなか、EC事業者にとっては顧客の接点が増えることとなり、「オムニチャネル」という言葉が一般化した時代でもあった。
スマートフォンが一気に普及
モバイル社会研究所の調査によると、2010年時点、携帯電話やスマートフォンを所有している人のうち、スマホを所有しているのはたったの4.4%だったが、ユーキャンの新語・流行語大賞に「スマホ」がトップテン入りした2011年以降、それまで一部のガジェット好きのものだったスマホが広く一般にも普及し始め、2020年には88.9%まで増加した。
ケータイ・スマートフォン所有者のうちのスマートフォン比率(調査対象:全国・15歳~79歳の男女)
※モバイル社会研究所(NTTドコモ)「2010年-2022年一般向けモバイル動向調査」より編集部でキャプチャ
コミュニケーションはmixiからLINEへ
2010年代初頭、隆盛を誇っていたSNSはmixiだった。当時のユーザー数はおよそ2000万人。
登録しているSNS(複数回答可/n=703)
※「インターネット白書2010」より
ECの舞台はPCからスマホへ。SNS、フリマ、決済などさまざまなアプリが登場【通販の歴史 2010年代】 | 通販の歴史
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