7月の消費者物価(全国、除く生鮮食品)は前年比+2.4%と、4月から4カ月連続で2%の物価安定目標を達成している。8月は、1年前の携帯通信料引き下げの影響が剥落するため、物価上昇率は2%台後半に入ってきてもおかしくない。持続性がなく、賃金の上昇を伴っておらず、期待されていたデフレ脱却ではないなどと、評価はあまり芳しくないが、消費者物価が持続的に2%の物価安定目標を実現している以上、金融政策がいつまでもデフレ脱却のための緩和を続けているという説明は通りにくくなる。
Source: ダイアモンドIT
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