製造業を中心に、日本で一般的に定着している品質・生産性向上のアプローチといえば「カイゼン」。日本の高度経済成長を現場で支えてきた「改善活動」は、海外でも「KAIZEN」として周知されるほどになっていますが、この根幹にあるQC(品質管理)、TQM(統合的品質マネジメント)は、米国の品質管理の専門家であるW.E.デミング博士が1950年に日本で講演されたことが、そもそもの発端なんですね。品質管理の基本は、形状や機能、適合性などを計測し、統計的に分析することにあります。デミング博士は、かつて「測らなければ管理することはできない」と言われたのだそうです。「安かろう悪かろう」と言われていた日本製品が「メイドインジャパン」というブランドを確立することに多大な貢献を果たしたのが、ものごとを計測する"統計的管理手法"やQC、TQMだった訳です。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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