アダストリアがEC物流倉庫を刷新、AGVなど導入で1日3.4万件の出荷に対応
アダストリアは9月1日、グループの物流子会社アダストリア・ロジスティクスが運営する茨城西物流センター内のEC物流センターを全面リニューアルし、本格稼働した。
オークラ輸送が提供するAGV(自動搬送ロボット)による歩行レスピッキングシステム、PTI・LED仕分け機などのマテハン機器を導入。効率的かつスタッフにとって働きやすい物流オペレーションを実現させていく。
出荷業務の効率化とスタッフの作業負荷低減による働きやすさの実現を目的に、EC物流センターにAGV120台、POD(移動棚)1400台をはじめとするマテハン機器を導入し、全面リニューアルした。今回のリニューアルで、1日あたりの出荷可能件数は従前の最大1万9000件から最大3万4000件に増加、作業生産性は現状比で約1.6倍の向上を見込んでいる。
120台のAGV(自動搬送ロボット)が稼働するGTPエリア
PTI・LED仕分け機
ピッキング作業では、約6000坪の倉庫内を歩き回って商品を探す必要をなくすために、人が歩かないことを念頭に棚の配置や導入機器を設計・選定。一方、割れ物の梱包やギフトラッピングなどは、働く人の手を介するようにする。注文者に付加価値を提供できる作業へ人員を充分に配置し、これまで以上に正確、迅速、丁寧に顧客へ商品を届けていく。
従業員休憩室も全面改装した。ブランド店舗の内装デザイ
コメント