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「富の再分配」でSDGsを実現する

 SDGsと聞いて、思い浮かべるものは何だろうか。外務省サイトによると、「2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標」であり、「17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の『誰一人取り残さない』ことを誓って」いるものだという。この17のゴールは、「貧困」や「飢餓」などの問題から、今日話題にのぼることの多い「ジェンダー」関連まで、実に多岐にわたっている。どれも、これまでに「問題」として発生し、また、少なくとも今日まで解決に至っていないものばかりであり、この解決を目指すというのは大変結構なことである。 しかし私は、この「持続可能な開発」という概念に、いささか違和感を覚えてしまう。そもそもこのスローガンは、1980年に最初に登場したのだが、私はこれを初めて見たとき、真っ先に「開発を続けつつ、将来世代に“負債”を残さないなどということが果たしてできるのか」と感じた。要は、先進国にとっての綺麗事を並べているだけで、根本解決を目指しているように思えなかったのだ。例えば、世界全体の資産について考えてみると、1980年代当時と比べても、現代はますます貧富の差が開いている。イギリスのNGO「Oxfam」によると、2015年には既に、1%の富裕層の資産が、残り99%の総資産額を上回っているとのことである。この実態を考えると、私には、SDGsの名の下に、より苦しい生活をしている人々

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