利用スタッフ10万人、導入ブランド数1700を突破したスタッフのDXアプリケーションサービス「STAFF START」。サービスを通じて「スタッフがきちんと評価される文化作り」を実現するため、バニッシュ・スタンダードは何に取り組むのか?
コロナ禍でデジタルシフトが一気に加速し、SNS、動画、コーディネート投稿などのオンライン接客に注力するファッション・アパレル企業が増加。こうした状況も追い風となり、バニッシュ・スタンダードが提供するサービス「STAFF START」導入ブランド数は1700を突破した。「オンライン接客はスタッフコマースに進化するべき」と語る小野里寧晃氏(CEO/代表取締役)に現在のオンライン接客や今後の展望について聞いた。
オンライン接客はスタッフを中心とした「スタッフコマース」への進化が必要
――現在のオンライン接客はどのような状況でしょうか?
バニッシュ・スタンダード CEO/代表取締役 小野里寧晃氏(以下、小野里氏):オンライン接客自体は約5~6年くらい前から始まりました。当時は、「なぜ店舗スタッフをECサイトに出さなければいけないのか」と考える企業が多く、理由を聞くと「非ブランディング行為だ」「スタッフが出ることで、ブランドの価値が下がらないか心配」という意見があった。だから、オンライン接客はものすごくハードルが高かったんです。
そういう考えに
スタッフがきちんと評価される文化を作る――“ネクスト”オンライン接客「スタッフコマース」を実現するために必要なこととは?
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