メタバースは社会インフラであるというイメージ
現状の僕(平野)の理解をまとめておく。つまりテクノロジーとしてのメタバースとは、新規参入すると先行者メリットがあるニュービジネスなどではない。極めて地味なレイヤーから技術を積み上げていき、最終的にはダイナミックで破壊的なイノベーションを起こすであろう、オープンなアーキテクチャによる「社会的インフラ」のことなのである。それは我々の関係性を変え、暮らし方や世界観を変える。だから結果的にビジネスのあり方も変えるけどそこは最早あまり重要ではない。そんな目先のビジネスごときより、もっとダイナミックな変化が我々の身に起こるからだ。メタバースがオープンなアーキテクチャであるからには、プロトコルとデータ構造が重要になる。さらにはそのデータがどこに置かれて何で駆動するかというと、データの正しさを証明するのはブロックチェーンになるし、特定のマシンやサービスに依存しないプログラムが動く環境と保存先はWeb3的なものになる。つまり、そのプラットフォームのチェーンが続いている限りは100年先でも動くDaaps的(って最近は言わないのかしら?)とチェーン上のデータなのだ。さらにデータについて掘り下げてみると、何らかの事象によって生成(またはセンシング)されるデータは連続性を持って全てが保存される。それは例えて言うなら「海から風が吹いて丘を抜けて木々の葉を揺らしていく」というようなデータSynchronous
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