建設産業での最新技術の概要を知りたくて、本書を読んでみることにした。本書は2018年10月発行のため、2022年8月現在では少し内容が古いものもあるかもしれないが、全体的に丁寧にまとめられており、専門外の私でも楽しく読み進めることができた。技術動向をしっかりと言葉で表現することの大切さを感じることができた。 建設業界でドローンによる測量の適用事例が多く紹介されており、測量・点検ビジネスの拡大を知ることができた。建設プロジェクトの流れとBIM/CIMの効果から、今後は3次元モデルを軸にしたプロジェクトの推進が増加傾向にあることがわかった。三次元計測技術の紹介を読んでいると、点群処理にも興味がでてきた。ロボットによる工事の自動化にも注目が集まっているので、未来の建設産業は今と様変わりしているのだろうと思うと、なんだかワクワクしてきた。これから「建設×テクノロジー」の進展に注目していきたい。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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