『論理哲学論考』の沈黙の後、『哲学探究』を発表したウィトゲンシュタイン。彼の思想は哲学に何をもたらしたのか?
そんな疑問に答えてくれるのが、『ウィトゲンシュタインと言語の限界』だ。
フランスで初めてウィトゲンシュタインについて論じた希代の哲学史家ピエール・アドが、言語批判や言語ゲームといったウィトゲンシュタイン哲学の核心、そして「言語の限界」の内実に迫っている。
ウィトゲンシュタインは『論理哲学論考』ののち、15年の沈黙を破って『哲学探究』を発表した。ここで、日常的な言語活動に視点を移した「言語ゲーム」という概念を展開する。人は言葉そのものを理解するのではなく、言語ゲームに参加し、そのルールを身につけているに過ぎないらしいのだ。この言語ゲームの正体とは何か? まずはウィトゲンシュタイン本人の言葉から迫ろう。
(※本稿はピエール・アド『ウィトゲンシュタインと言語の限界』(合田 正人訳)を一部再編集の上、紹介しています)
Source: 現代ビジネス
スポンサーリンク
体系のない「言語ゲーム」の規則を受け入れよ!
最近の投稿
- 縦型ショートドラマ はマーケターの新たな武器に。三井住友カードとKDDIの成功事例とは
- 都心タクシー「プチバブル」早くも終焉の業界事情 稼げる状況に転職者が一時殺到も事業者側が苦境に | 世相をリアルに映し出す 流転タクシー | 東洋経済オンライン
- #44 2024年の振り返りと今後
- 目標の再設定:年始のスタートダッシュを切るための「振り返り」術
- 学校で多様性を学ぶ「カルチャーバッグ」という手法
- 【読書メモ】吉田満梨, 中村龍太 『エフェクチュエーション』05
- カウネット、コンタクトセンターに音声テキスト化AIツールを導入 CX向上施策を推進
- EC業務の自動化に向けて支援してほしいのは「具体的なツールやソフトウェアの提案」、障壁は「費用」「人員や時間のリソース」
- 「Apple Watch」を着け、いざ海へ–シュノーケリング体験をSeries 10でより豊かに
- 令和ロマンくるま語る、賞レースと寄席の決定的差 「ネタのクオリティ」よりお客さんとのマッチ度 | テレビ | 東洋経済オンライン
コメント