【ベンヤミンで現代メディアを考える】第2回　仮想と現実の融合 “Society 5.0”の技術と魔術

コロナ禍以降「メディア」は進化の度を深め、デジタル情報と生身の人間との関係性をより身近にした。必要不可欠となったこのメディアとは、何なのだろうか？　そしてどこへ向かうのだろうか？こうした疑問に示唆を与えてくれるのが『現代メディア哲学――複製技術論からヴァーチャルリアリティへ』だ。100年前の思考モデルが、現在の状況を論じるにあたり、どれほどの有効性があるのか、疑問に感じる読者も多いかもしれない。しかし、著者の山口裕之氏は、複製技術論の思考に着目することで、重要な論点が浮かび上がってくるという。
Source: 現代ビジネス

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