『ねばちっこい経営』
◇1826 『ねばちっこい経営-粘り強い「人と組織」をつくる技術』 >遠藤功/東洋経済新報社『見える化』と一緒に購入。個人的には本書よりも『見える化』の方から多くの気づきを得たと思う。本書については、ずばり「継続することの大切さ」が延々と述べられているだけとも言えようか。不思議な縁を感じたのはタイトル。「ねばっこい」ではなく「ねばちっこい」という単語を使っているが、これは茨城弁だとのこと。しかも「おかめ納豆」を生産しているタカノフーズの高野英一社長が標榜する経営思想だとのこと。どこかで聞いた名前だと思っていたら、近隣のスーパーでよくみかける納豆であった。今日は引用は少なめだが、気になったところだけ引用。・トヨタの持つ本質的な価値とは、いつも、相反することでも、同時に高次元で調和させ、克服することである。コストを下げながら品質も良くする、機能性を上げながらデザインも良くする、販売を効率化しながら顧客満足度も上げる、といったような二律背反することを、粘り強く克服することがトヨタの真骨頂である。・イチロー選手の言葉:毎日持続させることが、強烈なエネルギーとなる。細かい積み重ねを侮ってはいけない。やり続けることを習慣にしてしまうと、今度はそれを止めることのほうが苦痛になる。・組織の粘着力を高める8つのポイント:(1)時間軸を長くとり、宣言する。(2)人が代わっても、基本的なプログラムは変え
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