まずは絵筆を与え、その後にキャンバスを与える。
中国のモバイルインターネット技術とイノベーションを専門とする作家であるマシュー・ブレナンの「なぜTikTokは世界一になれたのか。」先日TikTok for businessの説明会があったのですが、すでに若年層だけではなく全世代のプラットフォームになりつつありますよね。TikTok売れのような言葉があるように、音楽でもTikTokでバズる→LINE MUSICで上位になる→TVに取り上げられる、などTikTokがセレンビティティの起点になることが増えている気がします。この本は、TikTokの魅力を内部やTOPが語っているのではなく、世界一になるまでの歴史を物語として書かれた本。リクルートの起業の天才みたいな感じです。最近こういう企業歴史的なのが好きです。■創業者ジャン・イーミン根気や、ひとりでいられる能力、短期的な要因に惑わされず長期的考察をもとに判断すること、そして計画や努力が実を結ぶまで辛抱強くあること。これはすべてのスタートアップを立ち上げるうえでとても重要なこと。■優秀さへの渇望と凡庸な引力から脱するための闘い。■怒りは無駄な感情で、精神的怠惰な一種であり、怒るよりも軽い喜びと軽い落ち込みの間が理想的な状態。■バイトダンスという社名は、ジョブズの言葉「技術は一般教養と結びついて心弾む結果をもたらす。」ことからbyte技術的な言葉、danceリベラルアーツ的を結びつけた。■
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