仕事と業務の違いを因数分解出来ているか?
福祉的な仕事、支援の仕事ってなんなんだろう、と考えさせられた話なんですが。 僕ら福祉業の仕事、の最も肝になるところというのは案外目に見えるところ、ではなくて結構コミュニケーションの中に込められるものであったり、配慮とか分析、みたいなものだったりします。 業務を通じてその中で対象者の方が何を解決したいと思っているのか、何が課題になっているのか、何にやりづらさや生きづらさを感じているのか、みたいなことをやりとりの中で分析、アセスメントしていくこと、そして適切な支援を提供するということなんじゃないかと思うんです。 業務として与えられているものを遂行する事と仕事として成さないといけないことというのは多くの場合同じではなく違う目的のものだと思うんですね。 例えば福祉的な窓口案内のような業務があったとします。ここで遂行する業務は窓口に来られた方の応対をして、ご案内をする、ということが行為として行われていれば、業務としては遂行したことにはなると思います。 ただ、それが支援の仕事として見たらどうでしょう? 窓口に来られた方が一体何に困っていて、何を解決したいと思っていて、そのためにはどのような手段や資源が必要で、今ここにそのための情報が用意できるのかどうか、またそのお相手がどうすればその手段や資源にたどり着くことができるか、そのためにサポートは必要なのかどうかetc.そう行った諸々をコ
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