調査企画の根底には、「状況把握」があると述べました。また、それは「業界知識」ではないとも。私の言うこの両者の違いは、「内在的」もしくは「主観的」であることと「外在的」もしくは「客観的」であることの違いです。例えば、「市場規模」や「業界順位」、「ブランド別シェア」、「商品・技術トレンド」などの情報は外からみた「業界知識」であって、データや現象として客観的なものであり、その市場の一般的な見え方です。一方、「自社が市場で直面している問題」や「社内事情」などはクライアントが置かれている個別の「状況」なのであって内在的であり、主観的でもあります。業界知識的には競合しているA社とB社は、当事者の意識では別に競合している状況ではないといったことはザラにあるわけです。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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