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松屋Instagramをバズらせたプロデューサーに聞く、企業コンテンツのあるべき姿

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今、多くの企業がマーケティング活動の一環としてInstagramを積極的に活用しています。

しかし、“インスタ映え”やインフルエンサー活用といった従来のマーケティング手法が飽和状態となり、差別化や独自性の打ち出しに苦戦している企業が多いのも事実です。

そんな中、これまでのセオリーにとらわれない施策で、牛丼チェーンを展開する松屋フーズをはじめとする数々の企業アカウントの“バズり”を生み出しているのが、grass株式会社のエグゼクティブプロデューサー、齊藤澪菜氏です。

これまで手がけてきた事例や電通とのプロジェクトを交えながら、これからのインスタブランディングに必要な考え方について、電通PRプランナーの大澤希美恵氏がお話を伺います。



投稿を多くの人に届けるための、「アルゴリズムハック」とは?

大澤:齊藤さんといえば、尖ったコンテンツで大反響を巻き起こした松屋Instagramの仕掛け人としてメディアでも取り上げられることが多いですね。ふだん、どのようなお仕事をされているのか、改めて教えていただけますか?

齊藤:大きなくくりとしてはSNSコンサルティングになりますが、いわゆるインフルエンサーマーケティングのようなPR支援だけでなく、ブランドのリブランディングやコンセプトプランニングから

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