雇用調整助成金の業務が終了しました
先日、2020年4月から2022年5月まで2年間活用した、雇用調整助成金の最後の入金があり、業務が全て完了しました。長かった。 まず、ここまで助成金を継続してくれた国に感謝します。これがなかったら確実に弊社は倒産していたでしょう。今こうしてご飯を食べていられるのに、この制度が一役買っていることは確実です。 しかし、当時もつぶやいたけど、雇調金を制度として選んだのは未だに失敗だったと思ってます。例えば、休業手当とした支払った金額を申請したら(企業規模や休業規模で段階をつけて)その何割を支給する、みたいな形にしておけば制度的にも審査担当者的にもシンプルで処理量が減ったと思います。 従来からある制度を使ったほうが処理も早く進むという魂胆だったとは思うのですが、特例に次ぐ特例で、雇調金の影もないです。厚労省のウェブサイトを見ても、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う特例の説明サイトがどーんとあり、従来の制度を説明しているページがひっそりとリンクが貼られている形です。アドレスを見るととりあえず感がよく感じられます。まぁここまで続くとは想定していなかったでしょうし、仕方ない一面もあるとは思っています。 雇用調整助成金は、「景気の変動、産業構造の変化その他の経済上の理由により、事業活動の縮小を余儀なくされた事業主が、雇用の維持を図るため一時的な雇用調整(休業、教育訓練または出向)を実施すること
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