増えてきた初任給の一律を廃止する企業サイバーエージェントが新卒入社の初任給を引き上げると発表した。同社は全社員に一定の残業時間を含んだ年俸制を適用しており、営業などのビジネス職やCG(コンピューターグラフィックス)制作などのクリエーター職の初任給を一律で月額8万円(23.5%)引き上げ42万円となる。ニュースで、新卒採用でも高額の給与を支払うことを報じることは珍しいものではなくなってきた。しかし、サイバーエージェントの今回のニュースは他の高額初任給の話とは趣が異なっている。サイバーエージェントの事例では、下限を引き上げ、職種にかかわらず厚待遇を提示する。そして、既存の従業員も初任給の引き上げに応じて給与水準が上がる。もっとも、ベースアップではないので引き上げ幅は等級の範囲内で異なってくる。つまり、初任給の引き上げから従業員全体の賃上げの話となっている。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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