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タスクを果たすこと、が大丈夫なんだっけ?

僕は対人支援をしている中で最も大事にしないといけないことって「なんのために」ということだと考えています。  就労移行支援事業所、という事業は「一般就労」というのが事業のミッションではあるんですが、どうしても「一般就労してもらうため」の支援というのが僕にはしっくりきていません。一般就労する、というのは目的ではないと思うんです。それはあくまで当事者の人生が前に進むためのあくまでひとつの手段だったりタスクのひとつ、のはずなんです。だから僕は一般就労のための支援をする事業所、という標榜はしません。「社会の中で生きる力をつける」ための支援をしています、とあえて言っています。  大事なのはその方にとって「なんのために就労するか」ということだろうし、就労を含めて社会の中で生きていく、ということの方が見ていかないといけないものだと思います。むしろ就労すること以上にその後の社会生活を送る、自分の人生を選択していくことのほうが圧倒的に重要なはずなんだけど、なんとなく「就労」というものが自立支援の大きな柱になってしまっていて、なんとなく「就労すること」というタスクを中心にいろんなことが進んでいかざるを得ないような雰囲気が障害福祉の中にはあります。  もちろんそれ自体を否定するものではないんですが、就労するというタスクを果たすことのほうが先行してしまっていて、本来向き合わないといけないはずの「なんのために

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