S-1分析:Torrid – 年間売上730億円! ぽっちゃり系ECブランド「Torrid」の上場目論見書を読んでみた
(私がMediumで過去投稿したブログ記事をnoteに転載しています)一昨日、米国ぽっちゃり系ブランド大手「Torrid」が上場目論見書を提出したので、ポイントを5つにまとめてみました。こちらのブログにある通り「米国でのリアル店舗の閉鎖数は過去20年で2017年が最大」とリアル店舗を運営する小売には厳しい冬の時代が続いています。アバクロも売りに出ていますね。。。そんな中、「上場する小売がこんな時代にあるんだ!」「Amazonのニュースに煽られて小売企業の時価総額が5%前後もする株式市場で(上場後に)初値つくのか! 」「投資家が上場しないといけない状況に追い込まれているのか!?」 クレイジーだぜ、この会社! と思ったのがS-1を読もうと思ったきっかけでした。自らのことを「Industry-Leading Fastest-Growing Branded Omni-Channel Retailer」(業界トップランカーで最速で成長しているオムニチャネル)と最大級にアピールしていることも目にとまりました。S-1を読み進めると、「Data-Driven Customer Initiative」という単語を多用しており、顧客をデータ分析しながらオン/オフラインで購入させてLTVを高めてるオムニチャネル施策が奏功しているようです。Size 10–30(平均Size 18)を着用し、働く25–40
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