Z世代との対話で開く、サステナブル時代の扉「ハラワッテハラオチSDGs」
SDGsの達成に向けて、多くの企業がさまざまな取り組みを行っています。実際のところその内容は、生活者にどの程度伝わっているのでしょうか?
電通と朝日新聞社は共同で、「ハラワッテハラオチSDGs」を2021年に立ち上げました。この企画は、未来社会を本気で考える学生とサステナブルな社会の実現に向けて本気で取り組む大人が、SDGsをテーマに対話するというもの。企業が“腹を割って”学生の疑問に答え、自社の課題やその解決に向けた方法を話し合うことで相互理解を深め、互いに“ハラオチ”することを目指しています。
この記事では、本企画に参加した朝日新聞社・今村尚徳氏、電通・仁尾和世氏、SEE THE SUN代表取締役社長・金丸美樹氏の座談会の様子を紹介。本企画を立ち上げた背景や企業のSDGs活動と発信における課題、実施後の気づきなどについて語り合いました。
従来の一方通行のコミュニケーションでは伝わらない、企業のサステナブル活動
──まずはみなさんの業務内容と、本企画でどのような役割を担当されたかを教えてください。
仁尾:普段は、SDGsに関わるさまざまなステークホルダーと連携し、SDGsに対する情報発信、ソリューションの企画・開発などを行っています。「ハラワッテハラオチSDGs」は、企画の立ち上げか
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