様々なビジネスの場面で「チーム」という言葉を目にすることが増えてきた。チームは、元々スポーツで使われている用語なので、聞こえがいい。勝利に向けてメンバー全員が一丸となって戦う姿勢は、競争状態のビジネスに身を置く企業にとって使いやすい用語だ。ただ使いやすい用語であるがゆえに、使い方を誤るケースも目に付く。上司が部下たちを鼓舞することを目的として「俺たちはチームなのだから、みんなでがんばろうよ」と言う。こんな場合は大体、部下たちは冷ややかな目を向け反応が極めて薄いはずだ。理由は簡単である。上司は、部や課などの組織の単位を、単にチームと言い換えているだけだからだ。また、外資系企業や海外企業で働くと、チームという概念そのものが日本と欧米では違うことに気づく。同一のチーム内で、メンバーによって仕事への向き合い方や価値観が違うのだ。元来、チームに関するマネジメント論は欧米発なので、体系だった方法論や文献も多い。本稿では、ビジネスにおけるチームの定義、そして日本と欧米とのチームの違いについて解説していきます。チームの定義続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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