コロナ対策にも有効!?日本の「非接触決済」のポテンシャル
電通キャッシュレス・プロジェクトが実施した、第2回「キャッシュレスに関する意識調査」(調査概要はこちら)。本調査の目的は、新型コロナウイルスによりライフスタイルが大きく変化する中、生活者の決済手段がどのように変化し、今後どのような決済手段が主流になっていくかを明らかにすることです。そして本連載では、調査結果をベースに、日本のキャッシュレス利用者増加の現状と、それでもなお推進を阻む障壁について解き明かしていきます。
今回は、日本における「非接触決済」利用のポテンシャルについてお伝えします。
<目次>
▼世界に後れを取る日本の非接触決済利用
▼日本人が耐えられるレジ待ちの限界点〜レジ待ち解消のカギは非接触にあり
▼利用頻度の高さでクレジットカードを上回った非接触決済
▼店頭とオンラインのボーダーをかき消したモバイル決済
世界に後れを取る日本の非接触決済利用
出典:電通キャッシュレス・プロジェクト「コロナ禍における生活者のキャッシュレス意識調査 2021年12月」
【SA サンプル数:500】。
決済手段の中で衛生的安全性が高いのは、非接触決済だといわれています。理由は、現金での支払いの時のように現金や相手の手に触れるやり取りがないからです。
磁気カードの多くは、レジ係に手渡し、スワイプしてもらわなけれ
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