中国の領鵲科技、シリーズAで約1億元を調達
2022年4月25日付36Krによると、建設ロボットの開発・製造・運営を手がける中国の領鵲科技(Lingque Technology)が2022年3月、中国のIDG Capital社が主導し、既存株主のAtypical Ventures社が参加した投資ラウンドAで約1億元(約20億円)を調達した。資金は主に製品の開発・製造と商用化推進に充てる。領鵲科技は2021年1月設立。建設現場の複雑さや費用対効果を考慮して、まず外装・内装工事向けパテ・エマルジョン両用塗装機を同年10月に市場投入し、現在までに10万平方メートルを超える施工現場で利用された実績を持つ。本体が小型化されたことと塗装幅が変更可能なことで95%の塗装現場に対応し、再測位の精度はプラスマイナス10mm以内を保証。高いレベルでの作業の均質化を実現しながら作業員5人超分のパフォーマンスを発揮し、人件費4割の削減が可能になるとしている。 同社は、施工業務の計画と識別、測位とセンシング、意思決定と計画、運動制御と製造技術に関するソフトウェアやハードウェアの構築など業務フロー沿った高度な自動化技術を強みとしており、三次元点群をベースとした建築物の復元やセマンティック(語義)抽出技術、複雑な環境での機械認知や高精度レーザー測位技術、スキッド(空回り)判定・再測位・高速補正技術、各種アラートや高精度なサーボ制御技術などがこれらに含まれ
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