(6/16 08:30分)「FOMC結果まとめ」寄り前情報
FOMC結果まとめ先週の消費者物価指数の予想外の上振れによって市場が75ベーシスポイントの利上げを急速に織り込んでいた通り、今回のFOMCでは75ベーシスポイントの利上げがおこなわれ、FF金利の誘導目標が1.50%~1.75%となりました。この決定に対し、唯一カンザスシティー連銀のジョージ総裁だけは50ベーシスポイントの利上げに投票する形だったようです。パウエル議長の会見の中での注目したのは、・75ベーシスポイントの上昇は異例の大きさ(unusually large)・この大きさの上昇が常態化するとは考えていない(do not expect moves of this size to be common)・7月の会合での利上げは50ベーシスか75ベーシスポイントの利上げとなる可能性が高いとしたことです。この7月の利上げ幅の大きさに関しても、昨日時点のFedWatchや様々な金融機関の予測の中でも出ており、ある程度は織り込まれていた内容だったのかもしれません。また、インフレの加速が再び示されるようなデータが出たらまた75ベーシスや100ベーシスポイントの利上げがおこなわれるのかという質問に対して、「はっきりとした数値を明確に示すのは避けたい」としながらも、「出てくるデータに対して適切に対応する」として否定しなかったのも印象的でした。資料(SEP)では年内の適切と予測するFF金利の中央
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