今日はSDGsウォッシュの事例を取りあげます。これは、SDGsへの取り組みを行っているように見えて、その実態が伴っていないビジネスのことを指します。絆創膏のことをバンドエイドと呼ぶくらい、日本人にもなじみのあるJ&Jの商品です。2020年「ブラック・ライヴズ・マター」活動に合わせてJ&Jは、より多くの人の肌に馴染む商品が出しました。しかし世論は、それを肯定的に受け取りませんでした。人種差別の問題が宣伝や営利目的に利用されたと解釈されたからです。「バンドエイド」ブランドは1920年に発売して以来100年も、明るい肌の人に合わせた商品を作り続けていること。2005年に多様な色の肌に合わせたバンドエイドを一度発売したが、生産終了した経緯があったことも影響しているでしょう。一方、トゥルーカラー・プロダクトやブラウンデージズ社など小規模ながらさまざまな肌の色の絆創膏を販売している企業もあります。このように社会課題に取り組む姿勢(Being)が、実態(Doing)と一致していないとブランド価値が下がってしまうことにつながってしまいます。HP:https://www.essepartum.com/続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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