日本テレビ放送網、ロッピングライフ(テレビ朝日)、TBSグロウディア(TBS)、テレビ東京ダイレクト(テレビ東京)、DINOS CORPORATION(フジテレビ)の在京テレビキー局5社が手がけるテレビ通販事業の2022年3月期業績がまとまりました
在京テレビキー局5社が手がけるテレビ通販事業の前期(2022年3月期)の業績が出そろった。コロナ禍による巣ごもり消費増で各社とも大幅な増収となった前年からの反動減や五輪開催に伴う主力枠の放送休止などもあり、伸び悩みを見せたところも少なくなかった。
刷新した深夜枠が好調、増収を維持したディノス
前期のDINOS CORPORATION(ディノス)の総売上高、604億6200万円(前年比40.7%減)に占める通販売上高は565億6100万円(同40.2%減)でこのうち、テレビ通販売上高は同1.5%増の187億3600万円だった。
主力の平日午前枠が7月末から8月上旬に開催された東京五輪のテレビ中継などによる番組編成上の都合で複数回の当該枠の放映中止があったものの、昨年10月に従来のナレーションと商品紹介のVTRを中心とした番組構成からリアリティーやバラエティー感を重視した構成に刷新した月曜深夜枠「ディノスTHEストア」の売り上げが好調に推移したことで増収を維持した。
「ディノスTHEストア」サイト(画像は編集部がキャプチャ
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