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【書評】『亡国の環境原理主義』政治家の「野心的な目標」がもたらす日本の敗北

『亡国の環境原理主義』著・有馬純
【書評】『亡国の環境原理主義』/有馬純・著/エネルギーフォーラム/1540円
【評者】岩瀬達哉(ノンフィクション作家)
 2050年に全地球規模での脱炭素化をめざす「カーボンニュートラル」は、熱を帯びたカーニバルのようだ。日本においても、官民あげて「踊らにゃ損、損」とばかり、「カーボンニュートラルの阿波踊り」祭りの真っただ中にある。
 1990年代にはじまる地球温
Source: グノシー経済

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