沖大幹『水の未来--グローバルリスクと日本』,岩波書店,2016年. 水は単価が安く運搬するのが不経済なため、水問題の影響はもともと地域的な範囲にとどまっていたが、近年のグローバル化に伴い、国やより狭い地域の問題が世界的な影響を及ぼすようになった。各地の水問題は、最新の技術を用いれば防災や飲み水確保の面において解決することができるとされているが、貧困や無政府状態、水供給システムの不適切なマネジメントなど、社会的な問題が原因でいまだ解決できていない。さらに、グローバル化によって、気候変動も同様に途上国のみならず先進国においても悪影響はより大きくなるとされている。 筆者は、これまで環境と経済の両立を目指していたが、これからは、社会と経済と環境の持続性をいかにバランスよく構築するかを構想し、経済発展や人口変動などの社会変化にともなって、予測される被害がどのように変化するのかを見極めてリスクを的確に管理し、緩和策と適応策を同時に推進する必要があると述べている。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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読書メモ① 水の未来--グローバルリスクと日本
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