真の金融リテラシー向上とは？

巷では、お金の知識や教育が云々と、随分と言われるようになってきました。ある意味で長年ずっと言われているのかもしれませんが、いわゆる老後2,000万円問題の報道もあり、やはりここ最近とても声が増えているように思います。本屋さんに立ち寄ってみると、売れ筋コーナーといった場所には、お金の知識をつけて豊かに生きよう、といったようなメッセージと共に、金融リテラシー向上系の書籍が売り出されています。月並みですが、人生100年時代、過去と比べて何かと変化が明らかな今やこれからにおいて、個人の生き方を豊かにするためにも、いわゆる金融リテラシーの向上は有意義だと言えるでしょう。金融関連の職務に従事しておらずとも、豊かな知識を持つ人たちが増えてきたように思います。知らなきゃヤバい、と過剰に危機感を訴求することも見かけますが、そこまでは思わないにしても、知識の有無で変わることは何かとあるだろうと思います。かと言って全員が全員、知識をつけようって話でもありません。知りたいとは根本的に思っていない人もいれば、心の状態や時間の関係上難しい人もいます。でもやはり経済的な事は無視できません。そこで求められる事は何か？それは一言にするなら、「金融関連従事者の品格向上」でしょう。頼りになる相談先の存在が大切です。税理士・会計士・銀行・証券・保険会社、などなど…金融関連の仕事には多種多様なものがありますが、総合的な相談

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