2022年3月25日付で、キューサイの代表取締役社長に佐伯澄氏が終任。前期は4%増と回復基調に転じるキューサイの今後の戦略を佐伯社長が語りました
キューサイは3月25日付で、代表取締役社長に佐伯澄氏が就任した。売上高は、20年12月期を底に前期は4%増の256億円と回復基調に転じている。佐伯社長に今後の成長戦略を聞いた。
MOAのEC強化などを評価され、代表取締役に就任
――就任の経緯は。
キューサイ株主であるアドバンテッジパートナーズに、(家電通販の)MOAのEC強化など実績を評価してもらった。同じく株主のユーグレナの成長戦略の説明を受け、昨年10月に依頼された。
――健康食品、化粧品通販の経験は。
リピート通販はない。食品分野では「アマゾンフレッシュ」の立ち上げ、テレビ通販はジュピターショップチャンネルで事業戦略の立案、タイ事業の立ち上げに関わった。
――ここ数年、青汁のブランドイメージから脱却し、ケールを軸とした「ケール事業」への転換を進めていた。評価は。
青汁というベースがあることは強みだ。製販一体で高い品質の商品を提供できている。ただ、1つの商品でお客さまの健康すべてを支援できる時代ではない。購買行動も変化している。テレビ通販、コールセンターという接点だけでは成長に限界がある。
キューサイ 代表取締役社長の佐伯澄氏
40代~50代へのアプロ
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