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利益の最大化が本当に全体最適につながっているのか?

最近、社会全体の幸福総量が最適になる社会システムについてぼんやりと考えております。業績至上主義がデファクトスタンダードになってしまった結果、社会全体最適を損なった社会システムになってしまっている気がするのです。今の社会において、上場会社(ないし、上場を目指す会社)は、業績の拡大を絶対的なものとされ、それをみんな当たり前のように目指しています。そもそも、会社の利益は「売上」から「費用」を差し引いて計算されます。「費用」には従業員の人件費や商品の原価などが入ります。「会社が儲かっている」ということは、当たり前ですが、売上>費用となっているわけです。この利益の最大化が正しいとされているわけですが、本当にそれが正しいのか?利益がでて、得をするのは株主だけです。顧客や従業員は利益がでたとしても、はっきりいって何の関係もありません。利益が出た分だけ、従業員の給与を増やしたり、顧客への還元を増やした方が社会全体の幸福量は増加するのではないか。各個人の幸福量の最大化を図るなら、利益の拡大を目指すのではなく、「費用」の最大化をめざすべきではないか?費用を最大化するためには売上を伸ばさなくてはならないし、そのために設備投資や有事の際の余剰資金の確保が必要であるため、一定利益をだすことは必要になりますので、劇的に目指す指標が変わることはないと思います。最近、スタバの居心地がどんどん悪くなっている気

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