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#54財政赤字の神話 MMTと国民の為の経済の誕生

コロナショックをきっかけとする巨額の財政出動は世界的なパンプアップという結果をもたらした。今年度に入り今度は逆に金融引き締め政策を行う必然に駆られて、逆回転の政策へと中央銀行は舵取りをしている。また、各国ではようやく財政赤字に対してスポットが当たりだし、受容可能な財務赤字の範囲はどれほどなのか、社会保障制度、年金制度の持続可能性はいかほどかというテーマに焦点が当たり出している。本書はMMTの第一人者であるステファニー・ケルトンによる著書であり、これらの問題を解決するためにシンプルな条件としてのMMTを提唱しているのである。MMTの枠組みと解決される課題に関する記述をここへ簡単にまとめる。MMTは、非自発的失業という問題への解決策を提示し、また、政府の歳入は、アメリカ、日本のような主権通貨の発行者の場合は、増税によって歳入を増やさなくとも、医療や年金のコストを必ず賄えるこを示す。政府の必要な行動は、景気が完全に回復軌道に乗る前に財政支出を辞めてしまうことであることを覚えるべきだ。MMTは、財政の中心者は、納税者ではなくて政府であるというパラダイムシフトを提供するが、その発端はジョン・メイナードケインズと同時代に行きたアバ・ラーナーの機能的財政論。重要なのは、政策がインフレの抑制と、完全雇用の維持に寄与し、所得や富の公平な分配につながっているかで、毎年予算がどれだけ枠を超過したかではな

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