ラクスル株式会社 ラクスル事業本部 執行役員 印刷・集客事業統括 前田大輔さん
ネット印刷の「ラクスル」、物流シェアリングプラットフォームの「ハコベル」、広告プラットフォームの「ノバセル」など、インターネットを利用して効率化したサービスを提供するラクスル株式会社。創業以来掲げている「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」というビジョンのもと、デジタル化が進んでいない産業にインターネットを持ち込み産業構造を変革することを得意としている。だが、事業を支えるエンジニアの確保は他社同様苦労しているという。どのように採用課題と向き合い解決しようとしているのか。同社執行役員の前田大輔さんに話をうかがった
効率化とマッチング デジタルだから成し得た事業
ラクスルの事業
――祖業である印刷・集客支援のラクスル、物流プラットフォームのハコベル、に加え現在では広告プラットフォームのノバセルなど複数のオンラインビジネスを展開してらっしゃいますが、事業はどのようにして決定してきたのでしょうか。
基本的には非効率な状態にある産業ですが TAM(Total Addressable Market・獲得可能な最大市場規模のこと) が非常に大きいところであり、そこに対してテクノロジーの力で効率化を図っていくというのが我々の事業モデルです。
例えば、印刷の後工程というのは一枚一枚印刷しても複数枚同時に印刷しても実
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