「スモールビジネスの教科書」(武田所長 実業之日本社)https://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-65005-0外資系コンサルティングファームに入社し、独立後20以上のビジネスを展開する著者による、スモールビジネスの勧めの本。スモールビジネスとはベンチャービジネスとは異なり、比較的小規模の売上の安定着実の事業を自己資本で行うことで安定収入を得るものである。ゼロベースで何かを生み出すのでなく、「成功している企業の『儲かる手法』を改変し、マイナーチェンジコピー品を創出して大手が捨てた市場の一部を頂く」(36ページ)というものである。スモールビジネスに向いているビジネスの基本条件として、「課題自体に多くの人が気付きづらい」「自分の趣味、経験があるから出来ること」「属人性がある」「称賛されない」「既に類似サービスに金を払っている市場が存在する」を挙げ、大企業の機会損失のおこぼれをもらうことを目標としている。かっこいい起業とは対極の地味なアプローチだが、そのための戦略を詳細に論じていて、非常に面白かった。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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