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物価高騰 日本経済の構造的弱点(4) 海外移転で円の需要減

### ** 2022年4月29日【経済】**![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77409276/picture_pc_8db35d1f8b773afc9db1a7caec080ea4.png) 物価高に拍車をかけている円安。その要因は日銀の金融緩和だけではありません。日本経済の構造変化によって円の実需が減少している、という要因が指摘されています。特に重大な変化は、大企業が生産拠点を海外に移転し、貿易収支を悪化させたことです。 財貨(モノ)の輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は今年3月、4124億円の赤字でした。8カ月連続のマイナスとなり、赤字基調が定着しています。2021年度の貿易収支も5兆3749億円の赤字でした。 もともと2000年代半ばごろから世界的な需要の増加と供給の抑制によって原油やLNG(液化天然ガス)の輸入額は高止まりしてきました。そこへ新型コロナウイルス禍からの景気回復やロシアのウクライナ侵略、円安の進行が重なり、原油や石炭、LNGの輸入価格が高騰したことで貿易収支の赤字幅が拡大しました。### **輸出促進効果 移転で低下へ** 円安には輸出企業の価格競争力を高めて輸出を促す面がありますが、この効果は落ちています。大企業が生産拠点を海外に移転し、日本から

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