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見込み数字と経営目標の違い

先日、ある企業の取締役会に参加しました。今回の取締役会のテーマは来期の重点施策と売上・利益などの経営目標についてでした。重点施策については、外部環境の変化や自社の強みをよく考えた内容でありスムーズに話が進みました。しかし売上・利益などの経営目標についてテーマが移り、映写された資料を見て驚きました。この企業は増収・増益で順調に業績が推移しており、重点施策の話を聞いていても成長の余地は十分あると感じていました。しかし、資料に映写された数字は売上は横ばい、利益は減益というものでした。なぜこれまで順調に成長してきたのに、突然ブレーキがかかる目標なのか経営陣に尋ねると、「既存の大型案件で金額が減ることになっている」「新入社員が例年より沢山入る」という程度のものでした。例えば富士山が噴火しているなど本当にどうしようもない外部環境の変化や、ビジネスモデルを大きく変えるために戦略的な踊り場にするなどの理由であれば多少は納得できます。しかし、案件の減額や新入社員が多いことなど業績面でのネガティブ要素は毎年あるものです。確かに話を聞いていると例年よりもネガティブな要素は多い気がしました。しかし、その要素を全て汲んで立てた数字目標は、年度の見込み数字であって経営目標ではありません。経営目標は経営陣の意思のある数字でなくてはいけません。こういう世の中にするためにこういう会社を作りたい。そのためにどの程度の

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