1950年代前半、朝鮮戦争発生に伴う特需により日本経済は復興し、50年代半ば以降、アメリカの技術革新の成果を取り入れた設備更新、ブレトンウッズ体制の低為替相場や中東の安価な石油などを背景に、高度経済成長期を迎え、1960年代半ばには開放経済体制に移行した。同時期、東京オリンピックやベトナム戦争に伴う特需を背景に好景気は続いたが、70年代前半に入り、アメリカが金とドルの交換停止とニクソン大統領の訪中を発表したことを背景に、日中国交正常化が実現し、中華人民共和国が有力な貿易相手国となる一方、変動相場制に移行して円高傾向が続いたこと、第1次石油危機が発生したことで高度経済成長は終了した。70年代後半以降、減量経営などを背景にアメリカ向け輸出が増大し、安定成長の時代を迎えた。80年代半ば、プラザ合意によるドル高是正を背景に超低金利政策がとられたことで、バブル経済が生じたものの、90年代初頭には崩壊し、平成不況に入った。(400字)続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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