必ずしも0→1とは限らない、イノベーション加速をサポートする方法
先日「仮説思考」の著者、内田和成さんの新刊「イノベーションの競争戦略」のご講演をお聴きしました。イノベーションと言うと、新規性にこだわって世の中にまだ無いものを生み出すことを目指してしまいがちですが、必ずしも0→1とは限らず、様々な手法があることに気付きを得ました。内田さんのご解説によると、イノベーションとは新しい価値の創造によって顧客に行動変容をもたらすこと。そして、技術革新だけでは行動変容につながらないという着目点が大切だと感じました。例えば、イノベーターが自ら行動変容をドライブした事例。発明家として後世にわたって評価されるエジソンは、行動変容をもたらした起業家でもあるそうです。電球は電気がないとそもそも役に立たないことから、電力会社も作って電球の浸透を促進させたという経緯があったそうです。その後の電球の普及はご存知の通り、世界中に広まりました。この事例のように、生み出された価値ある商品やサービスの利便性をユーザーに認知してもらって、行動変容に導く企業が成功する傾向があるそうです。価値を高めていくために、生活者のみなさまに知っていただくために、何をしていくべきか。広報としても深い学びを得ました。イノベーション加速のために、広報がサポートできる役割はさらに広がっていくはず。未来を創るために仕事が出来ることほど素晴らしいことはないですよね。今日参加した内田さんの新刊「イノベーション
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