ツーサイドプラットフォーム戦略とその事業計画書の雛型

　スマホのアプリ、クラウドサーバー、検索サイト、クレジット・カード、ショッピング・モール、マスメディア、ポータルやオークション・サイト、男女のマッチングサイトまでビジネスモデルを見ると、２種類のユーザー・グループが存在している。これらのグループをつなぎ、仲介役を担っている事業者を「ツー・サイド・プラットフォーム事業者」という。　これらのビジネスモデルの特徴は２つのネットワーク効果が働くことだ。ユーザーグループ内のネットワーク効果と、ユーザーグループ間のネットワーク効果だ。これらの効果を最大限活かして事業を拡大することが出来れば、収穫逓増の法則が働き、大きな利益を得ることができる。　国内のツーサイドプラットフォームも代表格はリクルートのリボンモデルだ。リクナビ、ゼクシィ、じゃらん、ホットペッパービューティなど、利用者と中小企業事業者を結んぶことが彼らの得意技だ。　世界経済を牽引するGAFAはすべてツーサードプラットフォーム事業で大きくなった。インターネット社会の広がりをいち早く予期して、四半世紀のうちに、世界のトップ企業に躍り出た。彼らが着目したのはデータだ。２つのユーザーのマッチング情報や属性情報などがどんどん集まる仕組みになっている。データマネジメントが進むことで、さらに次の一手を打つことができる。　私も新規事業を続けてきた一人としてツーサイドプラットフォームを研究してみたいと思

リンク元