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ウクライナ侵攻の今こそ読むべき、「アインシュタインからの手紙」

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ロシアのウクライナ侵攻を受けて、『ひとはなぜ戦争をするのか』(浅見省吾訳、養老孟司、斎藤環解説、講談社学術文庫)より、アインシュタインがフロイトに向けて書いた手紙(本書前半部分)を全文公開します。1932年、ナチスの台頭するドイツで書かれたこの手紙は、戦禍の中に埋もれた幻の往復書簡でした。当時、すでに相対性理論を発表し、ノーベル物理学賞を受賞していた天才アインシュタインは、平和運動に携わっていました。「戦争を避けるにはどうすればよいか」考え行動してきた彼は、「私自身は物理学者ですので、人間の感情や人間の想いの深みを覗くことには長けて」いないと言います。そこで、一度だけ会ったことのある精神分析の大家フロイトに、人間の衝動に関する深い知識を期待し、助言を求めたのです。その手紙はどのようなものだったのか、前編・後編にわたって公開します。
Source: 現代ビジネス

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