今日のVUCAな世の中において、多様なニーズ、技術の激しい進歩、リリースサイクル短縮要求などを背景としてITプロジェクトが複雑化しているというのは多くの人の共通認識としてあるようですが、この複雑化ついて、2つの認識があるのではないか、またそれらは全く異なる結論に繋がるのではないか、と気づいたのでシェアします。要約:ITプロジェクトの複雑化に関して、プロジェクトの成功(QCDの達成)が難しくなっているという認識と、プロジェクトの成功と得られる成果が一致するとは限らなくなっているという2つの認識がある。前者からは「もっと精緻に要件定義や見積もりをしよう」という失敗を避ける考えが、後者からは「早く失敗から学び改善しよう」という失敗を歓迎する考えがが導かれる。複雑性・不確実性に強いプロジェクト運営のためには、これらのITプロジェクトの複雑化の2つの側面を認識した上で、両者に対応していく努力が必要ではないか。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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